津軽弁あ行




難解な津軽弁は、地域によって微妙に言いまわしや、意味が違ったりしますので、あくまでも私の育った地域での津軽弁だということをご理解ください。m(_ _)m


あいった 【あらら。しまった。】

あいだおん 【これだよ、まったく。(相手にあきれたように)】

あがし 【灯り。あがしっことも言う。】

あぐど 【かかと。】

あぐばって 【邪魔だ。しつこい。】

あげた 【@上あご。A総入れ歯。ただし弘前市内の人だけこういう。郡部では総入れ歯を「がっぱら」と言う。】

あこもこ 【悪口。陰口。】

あさぐ 【歩く。】

あずがる 【食べさせる。】

あずましい 【気持ちいい。具合がいい。】

あだまもぢ 【頭の具合】

あだる 【脳卒中、くも膜下出血、脳内出血等で倒れる事】

あっちゃ 【お母さん。奥さん。】

あっぱ 【お母さん。妻(自分の妻を他人に紹介するときとかに使う)】

あでね 【かいがない。頼りない。】

あどはだり 【あとを引く。】

あば 【おばあさん。】

あべ 【ついてこい】

あへづがしい 【せわしない】

あまくせ 【子供じみている。考えが甘い。】

あまけ 【雨が降りそうな様子。雨模様。】

あます 【手にあまる。手に負えない様子。】

あめる 【食べ物が痛む。腐る。】

あや 【お父さん。】

あらげね 【荒々しい様子。】

あれね 【ハラハラする。”れ”にアクセントを置いて発音する。】

あんべぇ 【具合。塩梅。】

いいきながる 【いい気になる。】

いいばぢ 【いい気味。】

いしまる 【軟式野球のボール。私の住んでるごく狭い地域でしか言わないらしい。】

いだわしい 【もったいない。】

いづだかんだ 【今になって。今頃。過ぎてしまってから。】

いっつが 【すでに。もう。】

いっとまが 【ちょっとの時間。あっと言う間。】

いっぱんだだ 【変な。変わった。】

いんつくらしい 【邪魔でいらいらする。】

うじゃめぐ 【気持ち悪くて寒気がする様子。私はミミズを見るとうじゃめぐ。】

うすけね 【知能が足りない。相手を卑下するとき使う。】

うずげる 【甘えて泣く様子。】

うそし 【ウソつき。ウソをつく人。】

うだで 【気持ち悪い(視覚的、触覚的に、または、想像したりして。)】

うぬうぬど 【すごい勢いで。急いで。良く言えば意気揚々と。】

うって 【いっぱい。たくさん。】

うるだぐ 【慌てて騒ぐ様子。】

 【家。(絵を指すときも同じ発音。)】

えがる 【威張る。】

えふりこぎ 【見栄っ張り。いいカッコしい。】

えへる 【いじける。怒ってむくれる。最上級は「えへこんつける」】

えんか 【炭酸。「えんか抜げる」は「炭酸がなくなる」と言う意味。】

えんづげる 【いいきかす。教える。ことづける。】

えんつこ 【赤ちゃんを入れる籠。】

えんぷて 【煙たい。】

おいの 【うちの】

おが 【お母さん。奥さん。丁寧に言うと「おがさま」。】

おがる 【生える。成長して大きくなる。】

おける 【ころぶ。】

おつける 【押す。】

おったって 【疲れて。疲れてしまうは「おったってまる」と言う。】

おづげ 【味噌汁。おつゆとも言う。】

おど 【お父さん。だんな。結婚している紳士?(笑)】

おどげ 【あご】

おどでな 【一昨日】

おはよごす 【おはようございます。】

おばんです 【こんばんは。】

おめ 【あなた。女性が使う場合が多い。】

おもしい 【面白い。嬉しい。楽しい。】

おやぐ 【親戚。親戚筋は「おやぐまぎ」と言う。】

おら 【私。女性が使う場合が多い。】

おんじ 【次男。】

おんどがる 【目が覚める。起きる。】

おんべだふり 【知ったかぶり。】